伽藍と施設
お寺は、いのちと出会うところです。
遠い昔から受け継がれ未来につながり、小さな細胞から地球環境まで生かされ生かし合っているいのち。
いのちの願いを聞き、すべてのいのちとの出会いを喜び合える場を、みなさまと一緒につくっていきたいと願っています。
お墓は、短くても長くても、一生を生き抜いた先人たちの願いを聞く場です。
同時に、未来のいのちの願いにも思いを馳せ、その幸せのために、今を生きる、私たちのいのちの力をつける道場でもあります。
寿光院も見樹院も、建材に有害化学物質を極力使わないなど、いのちと未来にやさしい伽藍です。
建てる前は、そんなことは不可能と言われましたが、実際やればできることを示し、希望を発信しています。
寿光院は、地元の環境団体とのコラボで、太陽光の発電設備を備え、使用する電気の3倍以上の電気を地域に供給しています。
見樹院は、建材に天然素材だけを使い300年耐用の共同住宅併設の寺院を、同じ願いを持つ人々に呼びかけコーポラティブで
建設しました。
どちらも、よりよい未来を自分たちの手で築いていこうと取り組む人々と協力し合い、発信しています。
さまざまな『いのち』の願いを受け止め、地域と地球のよりよい明日のために活動する人々に、願いのある「場」を提供しています。
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