葬儀Q&A

葬儀と作法について
当寺院に寄せられる質問のなかで、特に多いご質問をご紹介しています。

 

親族が亡くなった時、すぐに葬儀をしてもらえますか?
A まずはご連絡ください。ご本人やご親族のご希望やご事情に応じて、最もふさわしい葬儀のやり方を一緒に考え、対応いたします。
ご遺体の安置だけもお願いできますか?
A 当院には専用のご遺体保管施設はありませんが、仏様の前に安置し、朝のお勤めの時にお参りいたします。また、安置している間、ご親族等がお参りされる場合はご相談ください。
家族葬・少人数のお葬式もできますか?
A ご希望、ご事情に応じて、関係者お一人での葬儀でお受けします。どのような規模であっても、極楽浄土にご往生いただけるよう、作法に則りご供養いたします。
友引に葬儀を行えますか?
A 「友を引く」ということで葬儀はしてはいけないと言われますが、単なる日本語の語呂合わせ以外に意味はありません。まったくの迷信です。中国の六曜で「とも(共)に引く」つまり「戦をしない日」というのが本来の意味です。しかしそれが日本の「決めごと」として定着しており、多くの火葬場が定休日となっているため、葬儀が「できない」という現実があります。
仮通夜の付き添い/夜通しの線香番は必要ですか?
A 仏教的には必要ありません。式場によって可能なところもありますが、ほとんどは夜は一旦お引き取りいただいております。どうしても見守りたいという方はご相談ください。
葬儀のお布施はいくらお支払いすれば良いのでしょうか?
A 「決まりはない」というのが本当のところですが、それでは困るという方のために申し上げます。近年、一般的には20万円~30万円というケースが多いかと思います。もちろんご事情に応じてご無理のない範囲で結構です。なお、世間では「戒名料」が「ランク」によってどうこう言われておりますが、戒名は仏縁のしるしとしてお授けするものとして、当院ではそのような料金は一切いただいておりません。
葬儀後の法要は、必ずしなければいけないのでしょうか?
A 命に出会い、縁につながる者が、その願いを受け止め後世に生かしていく供養は必要です。法要もその一つであり、必ずしもそのような形をとらなくてもいいのかもしれませんが、自分本位ではなく「仏の教え」に沿った受け止めを、他の縁者と分かち合う場として、長年引き継がれてきたタイミングがあるのです。
生活保護を受けています。葬儀をお願いできますか?
A 住職がかつて民生委員を務めた経験や、日常的に地域の福祉団体とも連携している関係もあり、そのようなケースも多くお受けしております。お気軽にご相談ください。
もしものときは、事前に相談できますか?
A ご本人のご希望をうかがっておくことも当然ですが、事前に関係者も一緒にご相談していただくことが、後悔のないスムーズな葬儀となります。
仏壇がありません。ご位牌はどこに置けばよいですか?
A お花、お灯明、お線香、お供え物など、どのようにされたいかを考え、棚やサイドボードの上など、また居間でも寝室でも、家族構成や住宅事情に応じてお決めください。通常の目線で、見下ろすのではなく少し上めの位置がよいでしょう。
葬儀にお数珠は必要ですか?
A 仏式の葬儀の場合、お持ちでしたらぜひお手元に。
葬儀後、納骨まで遺骨を預かってもらえますか?
A 原則として、当院の司式による葬儀または納骨の場合はお預かりいたします。
ご焼香の仕方がわかりません。葬儀の作法とは?
A お焼香は細かいお香を炭の上にくべ、ほとけへの思いを込めるお作法です。回数に決まりはありませんが、1回、2回、3回など、それぞれに念じる意味はあります。葬儀などで列ができている場合などは「1回」と決められることもあります。「不幸が繰り返さないよに“1回”」と言われることもありますが、それは迷信です。
心のケアをしてもらえますか?
A 当院では、心のケアはもちろん、顧問弁護士、顧問税理士をはじめ、長年の信頼を築いた関係機関やNGOのネットワーク体制によって、あらゆるサポートをおこないます。相続をはじめ、労災や死亡退職金などの労働関係なども、正しい知識をもとに判断しないと後悔やトラブルの原因となります。相談だけなら費用も発生せず、対処の仕方が全く変わることもありますので、早め早めにご相談されることをお勧めします
先月、息子が車で事故を起こし、ある人に、親の法事をちゃんとしていないからと言われました。本当にそうなのでしょうか?
A 直接的には関係ないと思います。本来の仏教では、供養をしないと祟りがあるというようなことは否定しています。
葬儀式場となる寺院の見学を事前にしたい
A 予約制となりますが、もちろん可能です。ご希望の日時をお知らせ下さい。
→お問い合わせは【こちら】

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