JNEBミャンマー非暴力運動支援募金
ミャンマー市民の不暴力・不服従運動支援募金にご協力を
軍隊による暴力がますますエスカレートするミャンマーから伝わる人々の悲痛な叫びには、心を痛め、何かできることはないかと模索しています。不当な暴力による軍事支配に対する非暴力の抵抗である「市民的不服従(CDM)」の支援は各方面で始まっていますが、ミャンマーの市民によるこの動きを支えることは、ミャンマーの未来を考えてもまず最優先課題と考えます。この運動は組織的なものではなく、それぞれの地域で自発的におこなわれているもので、医療従事者、公務員、教員などがストライキをすることで国軍体制に服従しないことを示すものです。しかし、CDMに参加した人たちは、給与の不支給、解雇されるなど、生活苦に直面しています。私たちとしては情報を共有し継続的につながることのできる活動に支援したいと考えています。そこで、2015年の福島ツアーにも参加し、INEB・Eco-Temple NetworkのメンバーでもあるAさんが取り組む、メイミョーという町で、CDMやストライキに参加する公務員の生活を支える事業を支援したいと思います。【右上の写真:2015年来日時にAさんが下さったヤンゴン・シュエダゴン・パゴダの絵】
Aさんは、幼少時に過ごした田舎町で少数民族に対する迫害を目の当たりにし、20代初めの頃、ガンジー、マザーテレサ、ティク・ナット・ハン、パウロ・フレイレ、ブッダなどの人物に感銘を受け、仏教指導者と協働して故郷シャン州の地域問題に取り組む、Alternative Education for Social Engagementというプログラムを設立しました。同時に寺院の運営するマイクロクレジット事業や、寺院を拠点とする学校を支援し、オルタナティブ教育の展開や持続可能な開発教育を展開しています。また、太陽光発電を農村地域の自立と持続可能な開発に資する社会事業として成り立たせることをめざしています。【左上の写真:2015年INEB福島ツアー@南相馬・同慶寺】
Aさんの活動への協力は、メイミョーという町におけるCDM支援と限定的なものではありますが、140名近い参加者を確実に支えるものです。ミャンマーへの送金はかなり難しくなってきていますが、私たちが集めるお金はINEBに一旦おくり、INEBがAさんの活動に届けてくれます。
つきましては以下の通り、ご支援ご協力をお願いする次第です。
■支援事業名:ミャンマー市民の非暴力・不服従運動支援募金
■支援対象 :メイヒョー地域の不服従運動に参加する公務員の生活支援
■現地実施者:関係者の安全のため非公開
■目標金額:50万円
■募金主催者:JNEB(Japan Engaged Buddhists Network)有志
連絡先 東京都文京区小石川3-4-14 見樹院内 大河内秀人
E-mail hit@nam-mind.jp / 携帯 090-3213-4575
募金事業URL:https://www.nam-mind.jp/myanmar
日本での寄付受付口座:郵便振替 00150-4-694808 口座名 見樹会
「ミャンマー募金」と明記ください。
銀行(ゆうちょ)振込みの場合は、以下の見樹院の口座に、必ず連絡先等別途ご連絡下さい。
【店名】〇一八(ゼロイチハチ) 【店番】018
【預金種目】普通預金 【口座番号】9224597
■関係団体:
INEB(International Network of Engaged Buddhists)
JNEB(Japanese Network of Engaged Buddhists)
■呼びかけ人
大河内秀人(浄土宗見樹院/寿光院住職、INEB Advisory Committee)
山下千朝(株式会社Amrita 代表)
枝木美香(NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク事務局長)