ミャンマーに関する報道はめっきり少なくなりましたが、すでに数百人が銃弾に倒れ、数千人が拘禁され、中には拷問により判別も難しくなった死体がさらされるなど、軍隊による暴力はますます拡大しています。恐怖の中で非暴力の抵抗を続けている市民を支え、平和が実現することを願い、宗教者やNGOの仲間たちと、支援の呼びかけや日本政府への要請活動などを行ってきました。
そんな中、6年前に来日し、共に福島を訪ね、犠牲者を悼んでくれた仏教ネットワーク(INEB=International Network of Engaged Buddhists)の仲間から、途切れがちなネット環境の中、現地の状況や地道な取り組みを伝えるとともに、支援の要請が届きました。
見樹院としても、日本の仏教ネットワークの有志と共に、支援の募金を開始しました。地方の町の小さな取り組みですが、このような活動の積み上げが、平和と安定した社会の基礎になっていくものと思います。ぜひご協力ください。